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2024年6月20日

マインドフルネスとは?

 「今この瞬間の体験に気づき、ありのままにそれを受け入れる方法」と言われています。「どうしてあの時あぁしなかったのだろう」と過去を後悔したり、「~になってしまったらどうしよう」と不安に思ったりすると、その考えがぐるぐると頭を駆け巡り続けることがあります。マインドフルネスによって良いとか悪いといった価値判断をすることなく「今」に注意を向けることで、このぐるぐるから少し距離を取れるようになり、つらさが和らぎます。がんや慢性の痛みがある患者さんへの効果が報告されていますが、肺高血圧症患者さんを対象としたものは海外でも極めて少なく、国内では初めての試みです。

こころと身体のケアプログラムとは?

 肺高血圧症患者さんは、息切れや疲れやすさ、薬の副作用による痛みや吐き気、だるさなどを体験していらっしゃいます。また、病気によってこれまでのライフスタイルを変更せざるを得なかったかもしれません。このようなことで気持ちも落ち込みやすかったり、不安な気持ちが出ることがあります。このプログラムでは、マインドフルネスをもとにご自身のこころと身体を見つめ、症状や副作用、気持ちとの向き合い方を育んでいきます。

過去にプログラムに参加した方々の声

呼吸法や瞑想をすることによって、もう本当に180°変わるんですよ。本当に気付かされることがありすぎて。そんなに考えなくてもいいよとか。

一番大きいのは自分を客観視できるようになったことです。ネガティブなこと考えちゃったときは割とこう、自分を許せるっていうか。まあ、病気がそうさせてるんだからしょうがないみたいな。

今まであまり見てこなかった景色っていうか、感じてこなかったものを感じられるようになったっていうのが大きいかなと思います。

瞑想をやってるうちに途中で痛みが消えました。頭が痛いのに気を取られてたけど、本当は今日足が痛かったんだなと気がつきました。頭が痛いのが消えて、すっきりしたのはよかったです。

本当に不思議なんですけど、痛みが移動するんですよね。

実際にどんなことを行うのか?

 プログラムは、毎週1回約1時間×6回です。このうち3回は、zoomを用いてオンラインで行います。残りの3回は、アプリまたはホームページから動画を視聴いただきます。専用アプリとアップルウォッチも使用します。iphoneやアップルウォッチをお持ちでない方には貸出いたしますのでご安心ください。★zoom はカメラOFFのご参加でもかまいません。

プログラムに参加するには?

下記のメールアドレスにご連絡ください。

E-Mail: ph.mindful@gmail.com

こちらのQRコードからもアクセスできます。


PHマインドフルネス研究チーム

帝京大学医療技術学部看護学科 准教授(看護師) 瀧田 結香(代者) 

杏林大学医学部付属病院循環器内科学 教授(循環器内科医師) 河野 隆志

杏林大学医学部付属病院循環器内科学 准教授(循環器内科医師) 合田 あゆみ

杏林大学医学部付属病院循環器内科学 講師(循環器内科医師) 伊波 巧

杏林大学医学部付属病院循環器内科学 助教(循環器内科医師) 菊池 華子

産業医科大学病院第2内科学 教授(循環器内科医師) 片岡 雅晴

慶應義塾大学医学部 准教授(精神神経科医師) 藤澤 大介

慶應義塾大学看護医療学部 講師(看護師・臨床心理士) 朴 順禮

国立看護大学校基礎看護学 准教授(看護師) 森下 純子


お問い合わせ先

プログラム責任者 瀧田結香(たきた ゆうか)

 電話:03-3964-1211(内線46114)

 携帯電話:080-4453-7318

 メール:takita.yuka.yw@teikyo-u.ac.jp

PHマインドフルネス研究チーム

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